忍者ブログ
ガーデンでの生活を記録したり、報告書をボク用にまとめたり。
08
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 管理画面
    カレンダー
    07 2025/08 09
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    31

    ようこそ殺戮冥土カフェへ!―前編

    「カフェをジャックしに行きたいと思いまーす!」

    ボクが結成したチーム・グレ☆グレのメンバー達に号令をかけたのは、8月に入ってすぐのこと。
    寮の入り口前に、熊耳のクラート、犬耳のフェン(「耳じゃねえ」)、ちょんまげのイブキ、もさもさのホムラが集合。早速現場へと向かう。

    グレートでグレネードなヤツら

    学生寮の地下に、いつの間にやら増設されていたバー。
    昼と夜で別の顔を持つその場所に、同じように二つの顔を持つドール達が集った。
    彼らはごくごく普通のガーデン生徒…しかしその裏の顔は

    チーム・グレ⭐︎グレである!


    翳る炎

    幾つもの糸が絡まって、
    無理やりほどこうとして
    更にきつく締まって
    どうしようもならなくなった時


    ボクならどうする?


    ホワイトアウト






    ボクは―――




           ―――バカだ。


    Wake me up

    目覚めても、
    目を醒ます決意をしなければ、何の意味もない。

    進む理由

    (カガリには見えない字で書かれている)
    ※最終ミッションのネタバレ及び暴力的な表現があります

    はい、7月3日…殺し練習2日目~。

    ロベルトの挑戦状

    (カガリには見えない字で書かれている)
    ※最終ミッション内容のネタバレがあります

    「おはよう、カガリ」

    7月2日…入った時点では誰もいなかったはずの寮のダイニングから、適当に食べ物を取ってさっさと自室に帰ろうとしたところを『ししょー』に見つかった。
    きっと今日も訓練に誘いに来たのだろう。

    焦燥

    「黒鳥も元の世界に戻って、オレたちの話をしてるんじゃないかな。こんな風に笑いながら、ね!」

    交流室にて、紅茶を飲みほした教師AIのアルゴ先生は吹っ切れたように言った。
    どんな風に笑うこともできなかったボクは、ただただ窓から眺める雲の動きを追うばかりだった。

    ものはだいじに

    (カガリには見えない字で書かれている)
    ※ストーリーミッションで貰える「神話の本」に関するネタバレがあります


    『おはようございます、カガリさん』

    ボクが自室で目を開けると、同じ音階だけで構成された、目覚ましとしては最悪な挨拶が朝を告げる。 首を傾ければ、ふよふよと浮くまな板…こと、センセーの姿があった。

    「ああ……」

    挨拶の代わりに、ため息混じりの適当な相槌を返す。

    「罰則通知でしょ?わかってるわかってる」
    『いいえ。用件は意識の確認のみです』
    「あ?」

    センセーが口癖「優等生」とはほど遠い唸り声をあげながら体を起こす。

    『体も問題なく動くようですので、通常の学園生活に戻って問題ありません。ガーデンはキミたちが――』
    「ちょちょちょ待って。何?どゆこと?」
    『昨日公園で、バラバラになっているキミの身体を回収し、ガーデンの技術で復元しました』
    「あ~そうバラバラに……」

    「…は?」


    [1]  [2]  [3]  [4


        ◆ graphics by アンの小箱 ◆ designed by Anne ◆

        忍者ブログ [PR]