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ガーデンでの生活を記録したり、報告書をボク用にまとめたり。
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    ククツミパニック

    ガーデンに入学して、一番最初に話しかけてくれたドールが、いつの間にかいなくなってて、別の誰かと入れ替わってて、結局また元に戻って、更に別の誰かも帰って来て最終的にふたりになった。 こんなはちゃめちゃにややこしい話、信じられる?


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    メゾピアノ

    ボクが声を出そうと奮闘していた頃、ほんの一瞬だけ、教師AIのアルゴ先生と『話す』機会があった。 少し日が経っちゃったけど、友達に貰ったウサギのぬいぐるみに傍らで見守って貰いながら、その時の出来事を日記にしたためる。

    オーバーチュア

    チャイムが放課後を告げる。ボクは緊張した足取りで校舎を歩く。
    目指すのは、今日もフィナーレライブの練習が行われる音楽室。
    ここまで来るのに、何だかんだで半月。
    メンバーのひとりが「待ってるから」と励ましてくれてからも一週間ほど費やしてしまった。


    ともだち

    (交流相手:アザミ視点)

    ボクには、友達と呼べるドールがいなかった。

    【メモ】その頃あのコは

    声が出ないボクのかわりに、ずっと歌の練習をしていたんだって。

    リッちゃんの報告書を読む?

    ピアニッシモ

    リツと海で話した後、自室に帰ってきた頃には空が既に明るくなりはじめていた。
    ネグリジェに着替え、ベッドに倒れ込んだ瞬間プツンと意識が途切れ、目覚めたのは昼過ぎ。


    蛍火を呼ぶ旋律

    (交流相手・リツ視点)

    フィナーレライブの参加メンバー達を追い返してからというもの、ボクはポストも確認せずベッドに突っ伏し、泥のように眠る生活を送っていた。連日の悪夢から解放されたというのに、今度は現実が第二の悪夢と化してボクをあざ笑っていた。そこから逃げるように、大好きなうさぎのぬいぐるみのうーちゃんを抱きしめ、まじゅうのキーホルダーのマンジくんを傍らに置きながら惰眠を貪っていた。

    燻るメロディ

    (交流相手・リツロベルト視点)

    声が出なくなってから4日程が過ぎた。
    誤魔化しようもないこんな状態を、誰にも見せたくない。
    部屋をノックする音にも、念話にも、ひたすらに休符を貫いた。
    大概の音はそのうちに諦めてどこかへ行ってしまうのだが、今日はどうやらそうもいかないらしい。

    【メモ】聞かれちゃった

    これの他ドール視点のお話)

    聞かれたというか、何も聞こえないというか。
    声が出なくなったのが早速アザミにバレて、そして…

    アザミの報告書を読む?

    さいごの歌

    (カガリには見えない文字で書かれている)
    ※かなりグロテスクな表現があります。


    どこへ逃げても、余計に胸糞悪い結果になるだけだ。
    でもそれも終わる。 今日で終わるんだ。

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