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ガーデンでの生活を記録したり、報告書をボク用にまとめたり。
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    姫を護る騎士

    これ先に読んでおくといいかも!

    演劇部でのデータ収集?という名の見学を終えた新入生ドール、オルトメアと、ヨーハイのコハイ…じゃなくて後輩のヨハイを見送り、部室にはボクと、ボクの次に部員歴の長いリツが残された。特に急いでいるようにも見えないし、全身黒焦げの大怪我も負っていない。ずっと気になっていたことを尋ねるなら今が絶好のタイミングだろう。


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    キミの名は?

    最近来た新入生のオルトメアが演劇部の報告書を纏めてくれていたけど、そういえば彼の前にもうひとり部員が増えていたことも、現存ドールで最古参の演劇部員たるボクが書き留めておかないとね!


    不自然な休符

    欠けた記憶(もの)が見つかっても、まだ足りないものがある―


    シャロンの逆襲

    ボクの名前はカガリ。ガーデンという魔法学校の生徒だ。
    勇者を目指す友、アザミを倒す魔王となるべく、1月の終わり頃から森に修行に出た。 だからうんと強くなるまでは会わないつもりだった。

    「その代償にとんでもないマギアビーストが出るかもしれない……ってなったら、あなたはどうします?」

    ボクは、燃えるコト…面白いことが好きで、燃えないコト…タイクツが嫌い。 そして、燃えるコトの前ではたびたび制御不能になる。

    「マギアビースト!? 出るの!? いつー!?」

    “マギアビースト”…ガーデンに時々現れる、異形のカイブツ(だいたいカワイイ)。 ここ最近タイクツ気味なボクを刺激するには十分なキーワードを、よりによって勇者本人から持ち出され、スルーを決め込もうとしていた念話魔法(離れているドール同士で会話できる手段)にうっかり応答してしまった。 慌てて、センセー……ガーデンやらボクらの寮生活やらを管理してるペラ板のモノマネをして誤魔化しても後の祭り。いや、別にあっち……念話の主、アザミに居場所がバレるわけじゃないけど……問題はボクの方。一瞬でも、懐かしいやりとりに安らぎをおぼえてしまったら…

    帰らずにはいられない、ガーデンに。

    いま、夢を熱く燃えたぎらせ

    1月も半ばを過ぎた頃。
    ガーデンが新学期に向けてなにやら準備を進めているようだ。でちでち言ってる謎のヤツが中心になっていて…他にも見慣れない存在を学園のあちこちで見かける。
    マギアビースト討伐でお世話になっているアスナロさんの対策本部にも、全身武器庫みたいなヤバいのがいた。

    出会いもあれば別れもある。 11月に箱庭の外からやってきたイオサニの宇宙船で、箱庭の外を目指す…つまり、卒業していくドールがちらほら。

    『一緒に海に行けなくてごめん』

    そのうちのひとりが残した手紙と、安全な場所を求めて旅立った別のひとりがくれたマギアレリックと鉢植えに目を移し……

    「……旅……かぁ」

    ボクはある決心をする。

    「へ? 旅をする?」

    それを一番最初に打ち明けたのは、勿論友達のドール、アザミ。
    ボクも遂に箱庭の外へ旅に―――

    貸すだけだからね

    「ニチカさんには、命の期限がありましたなのです。いま、彼女の遺体はそこのソファに寝かせてありますなのです」

    ボクがまだ修行に出る前――。
    寮のリビングに集まったガーデン生たちに、教師AIのアルゴ先生がゆっくりと話し始める。 クラスコード・イエローのドール、ニチカについて。 暫く見かけないと思っていた彼女とも久々に再会を果たしたけれど…その姿は変わり果てていて、二度と言葉を交わすことはなかった。


    "友達について"

    これは、9月の終わりごろに、アルゴ先生に提出した報告書である。


    抗う歌(前編)

    終わらせよう こんなくだらない戦いは。
    終わらせないで こんなくだらない我儘で

    本当のフィナーレライブ

    高い壁を飛び越える為の、最高のステージを。



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