(カガリには見えない字で書かれている)
※ストーリーミッションで貰える「神話の本」に関するネタバレがあります
『おはようございます、カガリさん』
ボクが自室で目を開けると、同じ音階だけで構成された、目覚ましとしては最悪な挨拶が朝を告げる。 首を傾ければ、ふよふよと浮くまな板…こと、センセーの姿があった。
「ああ……」
挨拶の代わりに、ため息混じりの適当な相槌を返す。
「罰則通知でしょ?わかってるわかってる」
『いいえ。用件は意識の確認のみです』
「あ?」
センセーが口癖「優等生」とはほど遠い唸り声をあげながら体を起こす。
『体も問題なく動くようですので、通常の学園生活に戻って問題ありません。ガーデンはキミたちが――』
「ちょちょちょ待って。何?どゆこと?」
『昨日公園で、バラバラになっているキミの身体を回収し、ガーデンの技術で復元しました』
「あ~そうバラバラに……」
「…は?」